Daisen · Houki · Tottori

大山友禅染の色彩に着想を得た、三次元造形の土産もの — 伯耆町での販売実験

山のいろを、
持ち帰る。

Chapter One

一 土地

鳥取県伯耆町。大山(だいせん)の西の麓に、山あいの道と、森と、小さな商店街がある。

春は雪解けの水が田を渡り、夏は緑が濃く、秋は裾野が朱に染まる。この土地の一年は、そのまま色の暦でもある。麓の町にはかつて染めの手仕事が息づき、山の四季を布の上に写してきた。

わたしたちは、この色の記憶を「持ち帰れるかたち」にできないかと考えた。旅の終わりに手のひらへ残る、小さな山のいろ。それがこの実験のはじまりである。

大山 — 中国地方の最高峰。見る方角ごとに表情を変える。
伯耆町 — 麓の田園と商店街。地域の催しが人を結ぶ。
藍と朱と生成り — 山陰の空、社の色、和紙の地色。
Chapter Two

二 技法

伝統の色を、新しい技法で。

大山友禅染の色彩と文様——波、麻の葉、たなびく雲。その意匠に敬意をこめて「着想」だけを譲り受け、三次元プリントという現代の技法で立体に写す。布を染めるのではない。染めの心を、かたちに移す試みである。

文様「青海波」— 穏やかな波がどこまでも続く吉祥文

写すScan

友禅染風の文様と大山の稜線を採寸・スキャンし、立体の下絵(デジタル原型)に起こす。糸目糊が輪郭を守るように、線の一本一本をデータの上で整える。

挿すColor

藍・朱・生成り。友禅の「色挿し」にならい、多色の樹脂を層ごとに重ねて彩色する。染料の滲みの代わりに、積層の陰影が色に奥行きを与える。

納めるFinish

ひとつずつ表面を整え、和紙の箱に納める。箱の栞に添えた記しをスマホにかざせば、大山の景色とともに品を眺められるWebARの記念が開く(試験提供)。

※ 本品は伝統的工芸「友禅染」そのものではありません。その色彩・文様に着想を得た三次元造形品です。染色の担い手の方々への敬意を第一とし、表現・表記には「友禅染風」「着想を得た」を用いています。

Chapter Three

三 品

手のひらにおさまる、三つの山のいろ。

青海波文様を浮き彫りにした藍色の蓋付き小箱

波紋の小箱

小物入れ | 青海波

青海波の弧を幾層にも積んだ、掌サイズの小物入れ。蓋を閉じると波がひと続きに揃う。藍のグラデーションは積層の高さで表した。

参考価格

麻の葉文様を透かし彫りにした六角形の根付、朱色の組紐付き

麻の葉の根付

キーホルダー | 麻の葉

健やかな成長を願う麻の葉文様を、透かし彫りのように抜いた根付。朱の一色をかばんに提げれば、旅の記しになる。

参考価格

たなびく雲と朱い太陽を添えた藍色の大山シルエットの置き飾り

雲居の飾り

置き飾り | 雲と山

たなびく雲の間に大山の稜線を立てた小さな置き飾り。朝の窓辺に置けば、旅先の空気がもう一度立ちのぼる。

参考価格

Web AR

各品に添えた栞の記しをスマホで読み取ると、大山の風景の中に品が浮かぶ「持ち帰れる記念」をご覧いただけます(試験提供・アプリ不要)。

※ 価格・仕様は販売実験のため未定です。表記の「—」はダミーです。

四 声かけ

この実験は、伯耆町の催しや店先をお借りしながら、小さく育てていくものです。「うちの棚に置いてみたい」「催しで試してみたい」——そんなお声を、自治体・観光協会・地域店舗の皆さまからいただけましたら幸いです。

※ 本ページはデモです。連絡先・ボタンはダミーで、実際の送信は行われません。

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