制作裏話
Swim Collection 制作裏話 — 初の季節コレクションを通して見えたこと
DANSE PENGUIN MODE 編集チーム / 2026年3月30日

DANSE PENGUIN MODE が初めて「季節コレクション」として展開した Swim Collection。このコレクションは、企画段階から SNS 反応を経るまで、いくつもの判断と試行錯誤を経て形になりました。今日は、その制作の舞台裏をお話しします。
季節コレクションを作る、という挑戦
これまで DANSE PENGUIN MODE は、グッズを単発のドロップ形式で展開してきました。「ステッカー」「アクリルスタンド」「キーチャーム」と、それぞれ独立した形で発表する形です。
しかし、ある時点で「シーズン全体を一つの世界観で繋いだコレクションを作りたい」という思いが強くなりました。SNS の投稿一つひとつが点として存在しているのは良いとしても、ブランドとしての厚みを生むためには、点を線で繋ぐ作業が必要だと感じたからです。
そこで企画されたのが、夏のための「Swim Collection」でした。
コンセプトの最初の揺れ
最初の企画段階では、コンセプトに大きな揺れがありました。
- A案: ペンギンが本物のスイムウェアを着る、リアル路線
- B案: ペンギンの自然な姿(=泳いでいる姿)を抽象化したアート路線
- C案: ストリートウェアの夏バージョン、というファッション路線
それぞれに魅力がありましたが、議論を重ねた結果、私たちが選んだのは C案 でした。理由は、DANSE PENGUIN MODE が大切にしている「ストリートとミニマルの融合」という軸を、季節コレクションでも貫きたかったからです。
水着というモチーフを、「水着そのもの」ではなく「夏のストリートファッションの一要素」として捉え直す。これがSwim Collection の根底にある考え方になりました。
素材と色の決定
コンセプトが固まった後、次に決めるのが素材と色のパレットでした。
夏のコレクションだからといって、安易に明るい色を投入するのは避けたいと考えました。DANSE PENGUIN MODE のモノクロ軸は崩したくない。しかし、夏らしさは表現したい。
辿り着いた答えは、「モノクロをベースに、海と空を想起させるブルーを最小限差し込む」というものでした。具体的には、水彩のように淡いブルーを背景に、ペンギンキャラクターはそのままモノクロで描く。これにより、夏らしさを感じさせつつ、ブランドの軸はぶれないコレクションが実現できました。
SNS反応の分析
Swim Collection を発表した直後、SNS での反応を細かく追跡しました。
良かった反応
- 「DANSE PENGUIN MODE らしさが残っている」というコメント
- ファッション系アカウントからのリポスト数が通常の3倍
- 海外からのコメント(英語・中国語・韓国語)が初めて目立つように
意外だった反応
- 「もっと水着らしくしてほしい」という声も一部あった
- リアル路線のA案を選ばなかったことへの指摘
- アバター展開を期待する声が予想以上に多かった
学び
全員を満足させることはできない、という当たり前の事実を改めて確認しました。同時に、「DANSE PENGUIN MODE らしさ」を求めてくださっている層が想定以上に厚いことも実感しました。これは今後のコレクション展開において、大きな自信になりました。
また、アバター展開への期待が予想以上に高かったことを受けて、Swim Collection の世界観を 3D アバター用アクセサリーとしても展開する計画を始めています。
コレクションを通して見えた次への課題
Swim Collection を経て見えた、次のコレクションへの課題は以下の通りです。
- シーズン全体を貫く「物語」をもう一段強く設定する
- アバター展開を最初から計画に組み込む
- 海外ユーザー向けの英語コンテンツを準備する
- リアル空間(ポップアップ等)での展開を視野に入れる
これらの課題は、Winter Monochrome コレクション、そして来年の春コレクションの企画にすでに反映されています。
おわりに
Swim Collection は、DANSE PENGUIN MODE にとって「単発のドロップ」から「シーズンコレクション」へと進化する転換点となりました。試行錯誤の連続でしたが、ファンの皆様の反応を糧にしながら、これからもブランドを育てていきます。
Swim Collection の商品一覧 はこちらからご覧いただけます。